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樹種詳細
セランガンバツ、バラウ
(学名:Shorea spp. またはShorea maxwelliana, Shorea laevis,/科目:フタバガキ科 Shorea 属 )
セランガンバツ セランガンバツ
産地
【分布地域】
フィリピン〜ボルネオ〜インドなどに広く分布
 
【主要産地】
マレーシア、インドネシア
特徴

心材は黄色〜赤褐色と色調に幅があり、時に緑色を帯びる。辺材は淡色で、辺心材の境目はやや明瞭。木理は交錯しているが、肌目は緻密〜やや緻密。重硬で強度が高く、耐朽性も大きいが、乾燥・加工性にやや難がある。外観上、メランチ類とよく似ている

セランガンバツ
用途
・柔構造材枕木、橋梁、港湾材
詳細数値
気乾
比重
収縮率(%) 強度(kg/cm²) 曲げ
ヤング
係数
保存性
柾目
方向
板目
方向
曲げ
強さ
圧縮
強さ
せん断
強さ
腐朽 摩耗
0.94
0.20
0.43
1155
560
130
160

T
伐採地の状況

広く東南アジアに分布するフタバガキ科の代表的な有用樹種である。この地域に分布する熱帯林の豊かな生物多様性と、その価値は世界が認めるものであり、WWFの「グローバル200」、ユネスコの「生物圏保護区」、CIの「生物多様性ホットスポット」に指定されている保護価値の高い地域である。WRIの「Intact Forest」にも未開拓の森林が残っている地域として示されている。この樹種は天然林から生産されるものであり、合法・違法を問わず、択伐とはいえ大規模に天然林施業が行われており、その生態系への影響は少なくない。

この樹種は南洋材の代表樹種メランティの亜属で、各種メランティとは性質が異なり、とても重硬である。この名称で呼ばれる樹種も数種である。その蓄積は、熱帯林の減少・劣化とともに減少しており、IUCNの「レッドリスト」でも「絶滅危機(EN A1c)」と評価される樹種もあるほど、その希少性は危惧されている。有数の熱帯木材生産地であるインドネシア、マレーシアにおいて、違法伐採・貿易問題の根は深く、様々なアクターによる癒着、汚職により、森林管理行政が阻害されているため、そのリスクは限りなく高い。

東京までの輸送距離は直線距離で6,000kmを超え、近年は中国を経由した加工貿易が盛んなこともあり、それ以上と考えられる。

耐朽性は「大」。セランガンバツの「バツ」とは、石という意味。とても重硬で、床材やデッキ材を中心に用いられている。海外では造作材など用途の幅も広いようだ。

インドネシア産の場合

セランガンバツ 

マレーシア産の場合

  最終更新日:2007/5/10
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