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樹種詳細
カプール、カポール
(学名:Dryobalanops spp. /科目:フタバガキ科 Dryobalanops 属 )
カプール カプール
産地
【分布地域】
スマトラ、マラヤ、ボルネオなどに分布
 
【主要産地】
インドネシア、マレーシア
特徴

辺材は桃色を帯びた淡い黄褐色、心材は淡い赤褐色〜濃い赤褐色。木理はやや通直、肌目はやや粗いが、樟脳に似た芳香をもつ。やや重硬で強度に優れるが、シリカ(ケイ酸塩)を含む上、反りが生じやすく、表面も毛羽立ちやすいなど、乾燥・加工性に難がある。耐朽性は中

カプール
用途
・建築(造作・床板)、車輛、家具、合板など
詳細数値
気乾
比重
収縮率(%) 強度(kg/cm²) 曲げ
ヤング
係数
保存性
柾目
方向
板目
方向
曲げ
強さ
圧縮
強さ
せん断
強さ
腐朽 摩耗
0.70
0.17
0.35
1075
555
110
135

U
伐採地の状況

分布域はインドネシア、マレーシア(ボルネオ(カリマンタン、サバ、サラワク)、スマトラ、パプア)。フタバガキ科の有用樹種の一つ。

この地域に分布する熱帯林の豊かな生物多様性と、その価値は世界が認めるものであり、世界自然保護基金(WWF)の「グローバル200」、ユネスコ(UNESCO)の「生物圏保護区(Biosphere Reserve)」、コンサベーション・インターナショナル( CI )の「生物多様性ホットスポット」に指定されている保護価値の高い地域である。世界資源研究所(WRI)の「Intact Forest」にも未開拓の森林が残っている地域として示されいる。この樹種は天然林から生産されるものであり、合法・違法を問わず、択伐とはいえ大規模に天然林施業が行われており、その生態系への影響は少なくない。

一般的にDryobalanops属の7種が、カプール(カポール)として流通していると言われており、限られた分布域、および近年の急速な森林減少・劣化により、IUCNの「レッドデータブック」において、その希少性が危惧されている。

有数の熱帯木材生産地であるインドネシア、マレーシアにおいて、違法伐採・貿易問題の根は深く、様々なアクターによる癒着、汚職により、森林管理行政が阻害されているため、そのリスクは限りなく高い。

東京までの輸送距離は直線距離で6,000kmを超え、近年は中国を経由した加工貿易が盛んなこともあり、それ以上と考えられる。
耐朽性は「中」で、床材、造作材、建具、家具、合板など様々な用途に用いられる。

インドネシア産の場合

カポール

マレーシア産の場合

  最終更新日:2007/5/10
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