地球規模での環境問題に配慮しつつ、持続的発展を達成するためには、健全な自然環境の維持と資源の効率的利用が重要です。なかでも世界の森林は、その地域の経済発展にとって重要な役割を果たしていますが、無秩序な土地利用、森林火災、違法伐採などにより森林の健全性が脅かされています。そのため持続可能な森林経営を通じ環境負荷の少ない木材利用を求める国際的世論が沸きあがっています。
特に、違法伐採問題は持続的森林経営にとって大きな脅威となっていることに鑑み、この問題解決には生産国のみならず、消費国においても何らかの対策をとるべきという共通認識のもとで、2002年4月、東京でNGO、研究者、企業、政府関係省庁等からの参加を得て「違法伐採円卓会議」を開催しました。
そこでは、持続可能な森林経営と環境に配慮した木材の利用推進等の必要性について議論し、木材輸入国の消費者をはじめ木材関係者に対し広く普及啓発することが重要であると認識しました。
このような背景からスタートした「フェアウッド・キャンペーン」では、木材の持続可能な利用をよびかけています。早急な解決が望まれる違法伐採問題や、森林管理や林産物の認証といった取り組みをとりあげながら、持続可能な森林管理の実現に向けた具体的な方法を考えます。
●目的
フェア・ウッド・キャンペーンの活動目的は;
(1) 消費者等に対し輸入木材の出自について考えるための情報を提供すること
(2) 違法伐採材や不法に輸入された木材を排除するための枠組み等必要な情報を提供すること
(3) グリーン購入法の精神に照らし木材を見直し、環境に配慮した木材の利用を促進すること
(4) 持続可能な森林経営の実現に向けて意見交換すること
(5) 森林認証、木材認証、ラベリング等に関する情報を提供すること
●活動内容
(1)ホームページを通じた情報提供
- インターネット上にすでに存在する、国内外の情報をできる限り多く集め、タイトルのリストの作成
- これらの情報をホームページ上に分類して掲載、もしくはタイトルからリンクを張る
- 必要と思われる情報については、サマリーをサブページ上に掲載
- 以上の情報に対する、読者からの意見や見解も受け付けて、HP上に掲載
- 英文等外国語の情報で、重要と判断したものは、抄訳して掲載
(2)メールマガジンの発行
- メールマガジンの編集・配布
- 関係者からなる編集委員会の設置(メーリングリストを使った委員会)
- 各ステークホルダーを集めて、円卓会議を定期的に(年1回程度)開催
●編集委員会
HPに掲載する情報収集及びメールマガジン編集にあたって、「政府」「業界」「消費者」「NGO」「学識者」からの情報を偏りなく掲載するため、編集委員会を設けます。委員はメイリングリスト上で意見交換を行います。
●事務局
国際環境NGO FoEJと(財)地球・人間環境フォーラムが共同で実務を行います。
●問い合わせ先
岡崎 時春、中澤 健一/国際環境NGO FoEJapan
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8 みらい館大明1F
Tel: 03-6907-7217 / Fax: 03-6907-7219
E-Mail: info@fairwood.jp
坂本 有希/(財)地球・人間環境フォーラム
〒113-0033 東京都文京区本郷3−43−16 成田ビル3階
Tel: 03-3813-9735/FAX:03-3813-9737
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